第20回es-teamミーティング2024レポート
東京都葛飾福祉工場 在宅就労グループes-team 中川美貴子
2024年11月13日(水)、第20回es-teamミーティングがオンライン形式で開催されました。
本ミーティングでは、前回に引き続き、講師として株式会社セカンドファクトリー テクニカルマネージャーの、蔵元 達志(くらもと たつし) 氏をお招きし、「生成AIでもっと変わる世界」というテーマでご講演いただきました。
今回の内容は、前回学んだことを復習しつつ、それに付け加え新しい情報をアップデートするものでしたが、この一年で、ChatGPT以外のAIが増えていたりして、ずいぶん進化していることに驚きました。
個人的に印象に残ったのは、質疑応答で自分が投げたカオスな質問に、蔵元先生が実際にChat Hubを使い回答していただいたのですが、なるほどと納得する回答があったかと思えば、中には意味不明な回答もあって、見比べることができて面白かったです。
しかし、得た回答をどう使うかは、真偽を検証して選択していくしかないのだなと改めて実感しました。とはいえ、むずかしく考えすぎず、どんどん使っていって慣れていきたいところです。
生成AI(GeminiAdvance)が作成した「会場の様子」の画像。
プロンプト:『「生成AIツールについて」のセミナー研修を
行っているところを参加者がPCモニタに
映しだして眺めている様子』
今回は、参加者の皆様から、たくさん感想をいただいたので、合わせて掲載させていただきます。
es-teamメンバーからの感想
■es-team 中村
終了後に吉田さんがZoomのAI Companionによる要約を送ってくださり、講義の内容の濃さが伝わってきました。
でも、それを読むと生成AIの「それっぽい文章」は、かなり気をつけないと人間は騙されるなあとあらためて思いました。
良くも悪くも恐ろしい時代です(><)
■es-team 橋沢
今回も前回の続編という感じで生成AIについてのセミナーでした。
これもes-teamミーティングとしては、初めてのこと。講演者への質問内容を前もって取りまとめておくなど、20回目を迎えたミーティングとして新鮮な気持ちで行えたと個人的には思いました。
セミナー内容は、主に1年前と比べてどれくらい進化しているか等をお聞きしました。ChatGPTで言えば、ペーパープロトタイプといった手書きのペーパーを写真に撮ってChatGPTに渡してやるとそのままHTMLにしてくれるという画像認識の向上がたった1年でこれほどまで進化していることをデモで見せてくれたり、ChatGPT以外にも様々な生成AIを提供しているベンダーを紹介してくれたりと、世の中が確実に生成AIブームになっているなぁと期待と少し不安や怖さを感じました。今後どこまで発展していくか分かりませんが、生成AIとのつきあい方が鍵を握りそうだと思います。
生成AI(ChatGPT)が作成した「会場の様子」の画像。
プロンプト:『生成AIツールについてセミナー研修を行っている 様子をテレビモニタに映したそのモニタ画面の図を作成して下さい。』
トーコロ職能開発室 受講生の皆さん
■Oさん
生成AIやChat GPTは沢山の事ができとても便利ですが、ハルシネーションや著作権など様々な課題点があり、良いことばかりではないことを知ることができました。
これからはAIと上手く付き合っていく為に、AIに正しい指示ができるか・AIの回答が誤回答かを見極める情報判断力も必要だと感じました。
今回の講義を機に私も私生活でAIを活用してみたいと思います。貴重なお話をしていただきありがとうございました。
■Iさん
昨日のセミナーは、ありがとうございました。
たった1年で入力できる文字数が4倍に増え、新しい機能もどんどん追加されているというAI技術の進化の速さに驚きました。
また、ペーパープロトタイピングの技術がこれからもっと普及して、当たり前に利用するようになったら、理系に向いている仕事、文系に向いている仕事といったことが言われなくなるかもしれないと思いました。
蔵元様がお話の最後におっしゃっていた、ChatGPTは決めることができないので、最終的には自分で判断する。嘘を言っていないか判断する。という言葉から、AI技術を適切な方法で利用し、上手に取り入れることが大切だと分かりました。
大変有意義な時間となりました。
ありがとうございました。
■Mさん
es-teamミーティング感想
生成AIを実際に課題でも使用しているが、個人情報を投げないことや、うそをついていないかを自分で判断することなど、改めて大事なことを学びました。
更に画像入力でHTMLアプリを作成したり、なぞなぞが解けるという生成AIの進化も感じました。
■Yさん
将来的にAIが必要になるかも知れませんが、自分はAIを電動車椅子に組み込みたいと思っています。
生成AIで電動車いすの設計図を書いてもらって組み立てるのは自分という感じでやってみたいです。
活用方法をこれで学べたので個人的にはありがたかったです。
ありがとうございました。
生成AI(Canva)が作成した「会場の様子」の画像。
プロンプト:『生成AIについて学ぶセミナーの日本語の画面』
以上になります。
みなさん、熱く語ってくださって嬉しい悲鳴でした。本当にありがとうございました。
次回はどんなテーマにするか、乞うご期待です!!
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