アートビリティとのコラボでes-teamのデザイナーが活躍!
この11月に開催された「第20回アートビリティ大賞」表彰式典に、es-team(エス・チーム)の登録メンバー2名がはじめて参加し、ユーザや登録作家の方々およびコロニーのスタッフとの親睦を図る機会がありました。
式典に参加したのは、古関祐一(こせき ゆういち)さんと佐久間庸(さくま よう)さん。2人ともグラフィックデザインの分野を得意とし、日ごろはes-teamの在宅ワーカーとしてWEBサイトの制作や印刷物のデザイン・DTPなどを手がけています。実はこのお二方は、子どもたちのアート支援としてすっかりおなじみとなった「キラキラっとアートコンクール」(主催 三菱地所株式会社、協力 アートビリティ)において、広告・告知媒体一式の企画・デザインを担当したことなどがきっかけとなり、アートビリティの作品を仕事に活かす機会が増加。昨年5月には、スタッフや外部デザイナーの指導・協力のもと、コンペとなった今回の企画・デザイン提案に参画しました。提案にあたってはスタッフに何度も相談を重ね、自らがプレゼンも行うなど万全の準備で臨んだ結果、イベントに使用するポスターやチラシ、ノベルティグッズ、原画展の開催案内、名刺やDMなどのデザインや制作業務を一手に受注するという快挙を遂げることができました。
できあがったポスター等は子どもたちの個性豊かな作品とコンクールの主旨が存分に表現されたデザインで、文字どおり「子どもたちの『キラキラ』が凝縮されている」との評価を得ています。
今回のアートビリティとのタイアップは、デザイナーが作品を創るプロセスにおいて、既存のイラストを自分のデザインに組み込むことにより、障害のあるアーティストとデザイナーの力がそれぞれ相乗的に発揮され、それが仕事につながったという点でとても大きな成果があったと思われます。前述の大賞式典では、アートビリティの歴史や法人の他の事業への理解も深まり、多くの人たちにes-teamの取り組みを紹介することもできました。もうすぐ9年目を迎える技術者集団「es-team」。今後ともよろしくお願いいたします。