エス・チームは、在宅就労支援のパイオニア、(福)東京コロニーが運営する、働く障害者のチームです。
 
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在宅就業セミナー

2012年02月21日  尾崎 発

2月18日(土)に東京コロニー主催の在宅就業セミナーにパネリストとして参加してきました。会場は日本マイクロソフト本社の一室。IT業界最大手の会社、中に入るだけでわくわくしました。オフィスは無駄のない感じで清潔。集中して働けそうです。マイクロソフトのオフィスでは電話はなく、リンクというパソコンのシステムで業務をされるそうで、さすがIT企業といった感じです。
セミナーは3部構成となっており、私は最後の部で在宅就業での経験や日頃のこと、支援制度などについて話しました。第1部はわがes?teamのコーディネーター吉田さんによる在宅就業支援制度についての講義。制度についてより深く理解できました。この制度が社会にもっと認知され、全ての働きたい障がい者が快適に働けるようになることを願います。第2部はテックファーム株式会社の遠藤さんによる携帯情報端末や便利なアプリ、アプリの開発についての講義。息の強弱を読み取って入力するアプリ、環境制御アプリなど障がい者に優しいアプリも沢山あることが分かりました。また、アプリ開発についてのお話は興味深いものでした。無料で開発ソフトをダウンロードでき、多少のプログラミングの知識さえあれば手軽にできるビジネスのようです。もしかしたら、es?teamでも出来るかもしれないと感じました。ただ、多種多様なアプリが世の中に出回っているので、どんなアプリを作るかアイデアを出すのが大変そうですね。
いよいよ、私の出番です。他のパネリストはes-teamの大先輩である橋沢さんと熊本のNPO法人在宅就労支援事業団の松下さんでした。何とか言いたかったことは話せましたが、途中で話す内容を忘れたり、同じことを言ってしまったりなどたどたどしい散々なスピーチとなってしまいました。もっとうまく話したかったです。今後、このような機会があれば次は頑張りたいですね。橋沢さんは働くことの意義と趣味のスキューバダイビングについて話されました。仕事と趣味をうまく両立されているなと感じました。ユーモアあふれるトークで会場が和みました。松下さんのお話は考えさせられるものでした。熊本では障害者の在宅就業に対する理解は乏しいそうです。東京に比べ地方では障害者の支援制度などの普及に時間がかかる傾向にあり、是非、地域間格差ということを認識しておいてほしいとおっしゃっていました。様々な障壁があっても障害者の在宅就業に向けて尽力されていることに感銘を受けました。
今回のセミナーはスピーチでの失敗はありましたが、在宅就業支援制度やアプリの開発、制度の地域間格差など様々なことを知ることができ、とても実りあるものとなりました。このような機会があれば、また参加してみたいなと思いました。出来れば一般参加者がいいですね(笑)
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