PCと雷
2014年08月11日 田中 発
こんにちは、田中です。
毎日暑いですね。
「ゲリラ豪雨」という言葉が使われるようになって数年が経ちますね。
これは局所的に発生した積乱雲が降らせる豪雨のことですが、積乱雲は雨や雹だけでなく、雷の発生源でもあります。
皆さんも「落雷でPCや家電が壊れた」という話を聞いたことがあるでしょう。
今回は「PCと雷」について解説します。
近所の電柱などに落雷すると、電線や電話線を伝って雷サージという高電圧(数百万~数億ボルト)や、それに伴う過電流(数万~数十万アンペア)が瞬間的に家の中に入ってくる場合があります。
一方、PCの動作電圧は数ボルト程度と低く、雷サージが電源ケーブルやLANケーブルを経由してPCに入ってくると、内部の部品や回路を焼いてしまい、PCを電気的に破壊してしまいます。
雷からPCを守るには、シャットダウンするだけでは不十分です。
「雷サージ対応タップ」というものも市販されていて、コンセントとPCの間に入れて使うのですが。万能ではないそうです。
シャットダウン後に、電源ケーブルなど外界と繋がっている全てのケーブルをPCから抜くことが唯一の方法です。
皆さんも遠くで「ゴロゴロ」っと聞こえたら、早めに対策をとりPCを守りましょう。