さらばXP
2014年03月12日 田中 発
こんにちは、田中です。
皆さんご存知の通り、2014年4月9日でwindowsXPのサポートが終了します。
サポートが終了したOSは未知のウイルスやハッキングに対して無防備となり、そのまま使い続けるとデータを盗まれたり、知らぬ間に遠隔操作されてしまい犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
我が家にも父がサブマシンとして使用しているXP機(台湾メーカー製小型ノートPC)があるので、どうしたものかとあれこれ考えた末、ライセンスが余っているwindowsVistaに入れ替えることにしました。
ただ単純にOSを入れ替えただけでは、「重たい」と不評のVistaが快適に動くとは思えないので、内蔵ハードディスクをSSDに換装し、そこにVistaをインストールすることにしました。
換装までは順調に進んだのですが、台湾メーカー製小型ノートPCならではのトラブルが相次ぎ発生しました。
その中で最も難易度が高かったトラブルは、USB接続のCDドライブからのインストールが途中で止ってしまうというものでした。
CDドライブ非搭載の小型ノートPCなので、USB接続のCDドライブからインストールするしかないのですが、USB接続CDドライブのドライバー関連のエラーが出てしまい、なにをしても先に進まなくなってしまったのです。
そこからはPC自作の知識と経験をフル活用してのトラブルシューティングでした。
CPUなどのパーツ構成が似ている別PCにSSDを接続して、その状態でVistaをインストールし、インストールが終了したら認証の前にSSDを元のPCに戻すというかなりトリッキーな方法をとりました。
ノートPCの電源を入れると、SSDの効果でXPよりも速くVistaが起動しました。
Vistaさえ起動してしまえば、あとは通常どおり必要なソフトをインストールして環境を整えて行くだけです。
PCを使い始めて四半世紀、OSが替わるたびに、何台のPCとさようならしたことか・・・