エス・チームは、在宅就労支援のパイオニア、(福)東京コロニーが運営する、働く障害者のチームです。
 
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初めての出張作業

2013年07月19日  田中 発

田中です。
今年も酷暑がやってきました。
みなさん、熱中症予防のため、水分と適度な塩分を補給しながらお仕事しましょう。
普段私たちes-teamのメンバーは、自宅を仕事場として、打ち合わせや納品はネットを介して行っています。
この仕事スタイルはとても快適なのですが、ひとたびトラブルが発生してしまうと、オンラインのやり取りだけでは解決できない場合もあります。
今回は中村さんと私が遭遇したトラブルについてお話します。
3月の下旬のことです。
月末納品のサイト更新の仕事をしていたところ、中村さんから「納品先のサーバにFTP接続できない」との相談を受け、原因の調査を開始。
お客様からレンタルサーバの契約内容や設定資料をメールで入手し、数日かけて各種調査をしてみたが一向に原因がつかめない。
私たちとレンタルサーバ業者が直接やり取りできれば解決できそうなのですが、私たちは第三者なのでそういうわけにもいかず・・・
タイムリミットが刻々と近づいてくる。
そこで、こちらから現場に出向き、お客様の協力を得ながら調査することにしました。
現場のPCで現状確認を始めると、先に頂いていた資料と異なるIPアドレスが返ってきたのです・・・
何が起きているのか???
何から手を付ければ良いのか???
真っ白になった頭と心を落ち着けて、まずは状況把握から。
お客様からレンタルサーバ業者に確認をしてもらうと、新旧併せて2つの契約がなされていて、現場内のPCは旧い方のサーバに接続されている、私たちが接続を試みていたのは新しい方のサーバということが判明。
この想定外の問題については、旧い方の契約を解除して頂くことで解決できました。
ここまでの所要時間2時間。
さて本来の作業へ。
現場のPCに、新しいサーバにFTP接続するためのソフトをインストール、初期設定のまま接続テストをするとあっさり接続できました。
初期設定で接続できたということは、中村さんのPCの設定か???
その旨を中村さんに電話報告すると、
「・・・ということは、私の設定ミス?」
「設定し直して接続してみるから5分後に電話します」ということに。
5分後、「無事に接続できました」と連絡があり、出張作業は無事完了。
計3時間の作業でした。
前半の作業はメールのやり取りでは解決できず、現場で直面し、解決できました。
後半の作業は隣り合って仕事をしていれば、数分で解決できるもので、ブログの記事に書くことではありませんが、SOHO故にコミュニケーションにタイムラグが発生してしまう現実を記しました。

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