在宅就労
2013年01月27日 古関 発
ノマドワーカーという言葉をよく聞くようになりました。私はノマドではありませんが、在宅でフリーランスです。先日、在宅で仕事を始めたきっかけは何だったかなぁと思い出してみました。
初めの頃は、私が通っている共同作業所でPCを使ってワープロやアンケートの入力作業、DM発送に使用する住所録管理などを行っていました。毎日通う体力がないので作業所へ行くのは週に2~3日でしたが、私の家にもPCとソフトがありましたので、仕事が沢山あるときは家に持ち帰り作業をさせてもらいました。原稿をもらって、入力したデータはフロッピーディスクに収めて手渡し。今から考えるとずいぶんとのんびりしています。これが私にとって在宅就労の第一歩だと思っています。
しばらくすると、作業所で入力作業を行っていることを人づてに知った方がいらして仕事を依頼していただけるようになりました。伺ってみると事務所が私の家のそばということが分かり、直接仕事をいただけるようになりました。
仕事があると先方が原稿を持ってきてくださり、作業が済むと受け取りに来てくださる。動けない私には助かります。直接請けるということもあり、この時が本格的な在宅就労の始まりでした。
それまでは通っている作業所の仕事の一部を請けていましたので、仮に体調を崩して作業ができなくなっても作業所の誰かに残りをやってもらうことができました。しかし、直接請けるというのはそれもできないので緊張します。
その後、先方が引っ越されたり仕事の内容が変わったことなどがあり、また入力作業が少なくなったせいもありしばらく仕事をしない日々が続きましたが、ある日メーリングリストの管理人さんに「仕事を探しています」と相談したところ東京コロニーさんを紹介してくださり、es-teamのメンバーに加えていただきました。
振り返ってみると、私に仕事が来るのは誰かが紹介してくれたりしたことが多かったように思います。今はSNSを使って仕事の輪を広げることが多いようですが、私も気づかないうちにさまざまな人とのつながりの中で仕事が出来てきたのだと改めて思いました。