エス・チームは、在宅就労支援のパイオニア、(福)東京コロニーが運営する、働く障害者のチームです。
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第13回es-teamミーティングレポート!

東京都葛飾福祉工場 在宅就労グループes-team 金子直樹

6月7日(水)、在宅就労グループ「es-team(エス・チーム)」の13回目となる、es-teamミーティング2017を開催しました。 普段、直接会うことが少ないes-teamメンバー12名が一堂に会する年に一度の機会です。 残念ながら全員参加とはなりませんでしたが、多くのメンバーが集まりました。

近況報告をしている風景
近況報告をしている風景

es-teamミーティングでは毎回、直接会っての近況報告の他、講師を招いて仕事に必要な知識や情報を得るためのセミナーなどを開催しています。 今回はメンバーへのアンケートの結果、Webに関する技術に興味があるメンバーが多く、アンケートを踏まえた協議の結果「スマートフォンアプリの作成」をセミナーの内容のテーマに決定。 「HTML5によるアプリ作成」「最新アプリ紹介」の2種類のセミナーとなりました。 また、メンバーへの報告として「Web会議デモンストレーション」「es-teamサイトレスポンシブ化の報告」を行いました。 このようなプログラムの選定以外についてもミーティングの企画段階から5人のメンバーで準備を進めてきました。

「HTML5によるアプリ作成」

基礎知識から始まり、アプリ作成に必要な技術である、Javascriptを中心に概要を説明していただきました。 また、テトリスのプログラムを完成例として、実際に動かしながらファイル構成等の内容の解説を受けました。

「最新アプリ紹介」

東京都障害者IT地域支援センターのIT利用相談支援事業で、スタッフが相談者に紹介したアプリから特に評判の良かった物をいくつかピックアップして解説を行っていただきました。

写真撮影した印刷された文字を取り込んで翻訳するアプリ「無料画像翻訳」は特に印象に残り、取り込んだ文字を読み上げる機能を用いて視覚障害のある方も文章を読むことができるようになるそうです。 実演の際、スマートフォンで撮影した文章を正確に読み上げ始めた場面ではメンバーから歓声が上がりました。

セミナーのようす
セミナーのようす

「Web会議デモンストレーション」

東京都葛飾福祉工場で在宅就労をしているメンバー4名が毎日のように行っているWeb会議のデモンストレーションを行いました。 いままでは一部メンバー限定で使用していましたが、フリーランスで働くes-teamメンバーもグループワークの際にはWeb会議に参加できる環境が整いました。 これにより、メールのみでは難しい微妙なニュアンスの違いを勘違いすることなく、スムーズな意思の疎通が可能になり、より効率の良い仕事につながります。

「es-teamサイトレスポンシブ化の報告」

es-teamサイトのリニューアルを行ったため、その報告をしました。 新サイトではレスポンシブ化により、PC、タブレット、スマートフォン等に対応し、閲覧するデバイスの画面サイズに応じてデザインが変化します。 そのため、誰にでも見やすいサイトとなりました。 PCでこのページをご覧の方であれば、ブラウザ(画面)の幅を縮めることで、デザインが変化する様子を見ることができます。

es-teamサイトリニューアル報告のようす
es-teamサイトリニューアル報告のようす

以上の4つのプログラムが行われ、内容盛りだくさんのミーティングとなりました。

また、初めて取りまとめ役をさせていただき、開催のための準備についても多くのことを学ぶことができました。

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