es-team結成15周年セミナー開催!!

はたらくカタチは、ひとつじゃない~多様化する在宅就労~

東京都葛飾福祉工場 在宅就労グループes-team 中川美貴子


 障害などの理由から仕事をするためにさまざまな制約があるメンバーで、結成された在宅就労グループ「es-team(エス・チーム) 」の15周年セミナーを開催いたしました。

体験談を話している風景
会場から体験談を話している風景

(福)東京コロニー職能開発室</a>の堀込所長

(株)JTB総合研究所の伴流高志氏
(株)JTB総合研究所の伴流高志氏

 セッション1は「多様化する在宅就労現状と課題」と題して行われました。

 この15年と制度の変遷について振り返えると、たくさんの事例からes-teamが、在宅ワークに関して先駆的なチームである事が伺えます。そのような取り組みと、TV会議システムを利用し始めた事などが認められて、「テレワーク推進賞奨励賞」という評価を得ることが出来たのだと思います。

 「現場の声、体験記など」としての会場からの体験談は、とてもリアルで貴重なものでした。特に制度を使った在宅就労の場合、勤務中ヘルパーを入れることが出来ず、障害が重ければ重いほど、命の危険と常に背中合わせにあります。例えば、「勤務中のウェブ会議に間に合わずヘルパー不在の中、トイレでトラブっていた。 」という話などは、他人ごととは思えずリアルな体験として拝聴しました。

 また、仕事の時間数を増やしたくとも、その分、重度訪問介護の枠組みを減らされるなど、課題は多くスタートラインに立つために相当な労力と時間を費やさなければいけません。

 「すべての人に柔軟な働き方のスタートラインを」で(福)東京コロニー職能開発室の堀込所長が話されたように、 「パーソナルアシスタント」のような制度を生かした柔軟な働き方ができるよう、いい方向に向いて行きたいと強く感じました

 セッション2は(株)JTB総合研究所の伴流高志氏を講師に「旅に出よう!進化するバリアフリー旅行」と題して行われました。
過去から現在のバリアフリー旅行のあり方から、今後の展開をお話さ、その中でも「パーソナルアシスタント」がキーワードなっていたのが印象的でした。

※パーソナルアシスタント制度・ ・ ・
欧米で1980年代前後に出てきた介助制度で、単なる日常生活支援ではなく、社会参加を保障するための生活支援である。
権利性の高い制度で、障害のある個人がアシスタントを雇う方式が特徴。
本文脈では、就労時、通勤時、旅行時など、シームレスにどんなシーンでも自分の意思で利用可能であることを意味して使っている。

一般社団法人ゼンコロの広報誌ZECOLO No,158号より

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